圧迫骨折を防ぐためにできること・大切な知識 | 芦屋の整体ならやまと呼吸整体院プリエ | ブログ

街を歩いていると、極端に背中がまん丸になっている方を見かけることがあります。年配の女性に多い気がします。プリエに来られた方のお話を伺うと、転けた時にクシャッとなって、背骨を圧迫骨折したのだそうです。それまでは、もっと背が高かったのに、こんなに小さくなりましたとおっしゃいました。このようなお話は、世間でも耳にします。

閉経後、ホルモンバランスが変化して骨が脆くなると聞きます。

骨粗鬆症を予防するお薬が原因で、逆に骨が脆くなることもあるとか。

骨の再生は、日々身体の中で起こっていますが、骨を再生するには、まず、古くなった骨を身体が認識し、次にその古くなった骨を壊す指令が出され、破骨細胞がそれを壊します。そして、壊したところを新しい骨を作るように指令が出されて骨が再生されるという仕組みが、みんなの共通の身体の法則なのです。しかし、お薬は、破骨細胞の働きを阻害するといわれていますので、一連の骨再生のプロセスは、古くなった骨を壊さないところで全くストップされますし、新しい骨はできません。本当にこのような作用があるなら、これは非常に怖いことですね。家で例えると、白蟻にやられて脆くなった柱をそのままにしているような状態ですから、何かの衝撃で家は崩れ落ちてしまいます。自分が飲む薬について、よくよく吟味することが必要ですね。

健康的に骨を丈夫にするためには、食事と重力のかかる運動が一番です。食事については、次回、書かせていただきます。